料理研究家主催の少人数制料理教室。レシピ開発、フードコーディネート、テーブルコーディネートも承ります。

プティ・ボヌール

2008年10月のプティ・ボヌール


今日は朝からお世話になっているアサヒビールさんの
『ズバうま!おつまみレシピ』(http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/recipe/index.html)の撮影でした。

今回のテーマは『洋風おつまみ』

クリスマス用にチキンを使った洋風メニューや冬至のカボチャ、
大みそかを意識してお蕎麦を使った洋風メニュー。
その他魚介や野菜を使った料理に、作りおきが出来る煮込み料理などなど。
クリスマスや年末にむけてビールやワインにあったレシピを8品作りました。

画像は『キャベツのミルフィーユ』
ロールキャベツのミルフィーユ版で、お鍋に、キャベツとミンチ種を重ねて煮込むだけ。
キャベツがトロットロで美味しいんです♪
お鍋一つにお任せで出来から、むっちゃ簡単。
しかも、見栄えがイイところも◎。

UPは12月予定ですのでお楽しみに♪

『関西ナニワンヌ・ミヤ姉』こと、若林三弥子さんが主宰する『boa mesa』(http://boamesa.jp/
のお料理レッスンに参加してきました。

今回のメニューは秋の和食です!
ワーイ、和食好きーーー♪

「きのことれんこんの蒸し炒め」
「揚げ里芋と鶏ささみ 黄金ダレ」
「鮭としょうがの炊き込みご飯」
「黒ごまきなこぷりん」

ハスラー(レンコン好き)で蒸し炒め党員の私としては、
きのことれんこんの蒸し炒めなんてストライクゾーンのメニュー。
使っている素材がどれも私の好きな物ばかりなのでニンマリであります。
何より、家では旦那さんが鮭嫌いなので、
鮭ご飯なんてレッスンで紹介する時しか作れないもんね。

ぽってりとした何とも愛らしい柿のオブジェが置いてあって、
セッティングも秋らしいです。

残念ながら飲んだくれ旅行がたたったのか、
日本に戻ってきてからずっと風邪っぴきの私はワインの量が進まずで・・・。

「さっちゃんがワインすすまないなんて、ホンマにしんどいんやねぇ〜」

と心配されてしまった。
最初は、ワイン飲んでアルコール消毒とか言ってたけれど
ホンマにしんどい時ってお酒飲めないもんなんやなぁ〜と痛感(><)

しかし、お料理はどれも美味しくいただけたのであります。
ミヤ姉、ご馳走様でした♪
また、次回のレッスンもよろしくね〜。
楽しかった飲んだくれイタリア旅行も今日でお終い。
いよいよ日本へ帰国です。
といっても、フィレンツェからは朝の7時発のフライトでパリまで行き、パリから成田へは夜の22時の便なのでトランジットが12時間以上もあります。
ということで、今日は懐かしのパリで半日観光。

パリに着いてタラップを降りた途端、はく息が白いのにビックリ!
そうなんです。
フィレンツェとは比べ物にならないくらい、むちゃくちゃ寒いんです。
耳ちぎれる〜、肺が凍る〜

残念なことに今日は日曜日のため、笑っちゃうくらいどこのお店もクローズしているので、取りあえず13区の中華街へ行くことに。
13区のイヴリーは中国をはじめ、カンボジアやタイ、韓国その他いろいろな東洋系の人達が多く住む街区。
タンフレールという中華系の大きなスーパーがあって、パリに住んで入る頃はバスに乗ってコロコロ持って、よく買い出しに来ていた懐かしの場所です。
よく食べに行っていた美味しいフォーのお店に行こうとしたのだけれど、どうやらそこは潰れているようで残念ながら見当たらない。
仕方がないので、これまたよく食べに行っていた『國都大酒楼』というレストランでフォーとネムを食べました。
残念ながら、お味は昔のほうが美味しかったんですが・・・。
ランチの後はチュルリー公園でボーっと過ごし、シャルル・ド・ゴール空港へ向かったのであります。

何を隠そう、私は行きの飛行機にデジカメを忘れるという大ボケをしてしまったので、パリでの写真がまったく撮れず・・・(涙)
デジカメは成田で無事にピックアップ出来たんだけど。

で、記念すべき最後の写真はというと
戻ってきたデジカメで唯一写していた、機内食の写真です。
なんで、機内食の写真やねん〜!!(><)


何と!!
無謀にもフィレンツェでゴルフをしました。

ゴルフ場はフィレンツェで名門といわれている『Circolo del Golf dell'Ugolino』です。
しかも、Rちゃんはラウンドデビューという無謀なチャレンジ。
怖すぎる(><)

イタリアはゴルフウェアに関しては力が入ってますが、プレイに関してはあまり日本ほどゴルフ熱が高くないのだそう。
というのも、ゴルフはお金がかかる贅沢な娯楽でお金持ちのスポーツという固定観念があるらしい。
テレビでもゴルフの中継番組は有料チャンネルでしか見れないんだとか。
まぁ実際に会員費もビックリするほど高額で、そう思われるのは仕方ないんだけど。

それにしても・・・

アップダウン、きっつ〜〜〜(><)

ちょっとでもヘアウェイから外れると、あまりにもラフが草ボウボウなのでボールがどこに行ったのか全く見つかりません。
しかも、カートは手漕きやし。

まぁ、こんなトスカーナの大自然の中でプレイ出来るのはそうそう体験出来ることではないので素晴らしいことなんだけど。
日本のゴルフ場は整備されているけれど、比べてみると、いかにも「造りもの」という感じがしちゃいます。


ゴルフが終わった後は、フィアメッタ先生のレッスンへ直行。
毎回、フィレンツェに来た際は必ず参加しているお料理のレッスンです。
今回は太田ちゃんが通訳してくれるということで、RちゃんとP氏もイタリア語が話せるから、私と旦那さんは安心なのだ。

先生のお宅には、1匹はデブでブチャイクなんだけど、すんごく愛想がよく、もう1匹はとっても美人なんだけど、あまり愛想がよくないという2匹の黒猫ちゃんがいます。
以前はつれなかった美猫ちゃんも、今回はゴロゴロと喉を鳴らしながらスリスリするではないですか!
嬉しい〜♪

で、今夜のレッスンメニューは・・・
「グレープフルーツのサラダ」
「ほうれん草のリゾット」
「豚肉のインヴォルティーニ」
「モモのタルト」

いつもは旦那さんと二人で参加だったので私がメモを取り、旦那さんが調理&洗い物担当でしたが、今回はメモ役が太田ちゃんと旦那さん、ビデオ担当はP氏、そして調理&洗物はRちゃんと私。

フィアメッタ先生の料理のモットーは
「早い、簡単、美味しい」
ホントに今回も簡単で美味しいお料理ばかりでした。

画家の息子さんがイラストを描いたとっても素敵な料理本を出版されたので、勿論その本も購入。
日本に帰ったら、作るぞー!


『Circolo del Golf dell'Ugolino』
ViaChiantigiana, 3 50015 Grassinatel.
Tel:055-2301009                       (http://www.golfugolino.it/nuovo/come_raggiungerci.htm
昨日の天気予報で今日は雨だということだったので、ゴルフに行く予定を急遽変更したため1日フリーとなりました。

で、肝心のお天気はというと・・・

雨どころかむっちゃ晴れてるやん!
予報大ハズレです。

なぜか朝からモツ腹の私とRちゃんはP氏と3人で
「こんなんやったらゴルフ行けたよなぁ」
といいながら、メルカートをブラブラしつつモツ屋さんへ。
ここで、やってしまいました。
一人1個のオーダーを。
最初は良かったけれど、案の定、私とRちゃんはだんだん食べるペースが遅くなり、終いには口数も少なくなり・・・
結局、食べきれなかったモツはホテルで寝ている旦那さんへのテイクアウトにすることに。
食べ残しやけど。
やっぱり、1個を二人で半分づつにすれば良かった(><)


フリーは今日が最終日ということもあってショッピング三昧です。
といっても、今回はほとんど旦那衆のショッピングがメイン。
なぜか嫁2人は購買意欲がなく、もっぱら食い気と飲みに走ってます。

旦那さんが悩みに悩んでやっぱり欲しいということで、初日に見に行った時計屋さんへ再び行くことに。
お店のお姉さんは私達のことを覚えていてくれたようで「チャーオ♪」とにこやかに対応してくれました。
彼女は旦那さんがはめていた指輪がどうやらむちゃくちゃ気に入ったようで、フィレンツェで買ったと話すと
「えーーーーっ、フィレンツェ?ウソッーーー!フィレンツェのどこ?!!」
とかなり興奮気味。
しかも値段が安かったと話すと「絶対に買うっ!!」という意気込みです。
イタリア人って、ホンマに表現が可愛いです。

お昼は初日に行った『OSTERIA ANTICO NOE‘』(オステリア・アンティコ・ノエ)でまたまたランチ。
お店のおっちゃまはちゃんと覚えていてくれました。

頼んだのは、前回食べたポルチーニのサラダとブルスケッタ、プリモはアーティチョークのパスタ、ポルチーニのパスタ、アラビアータ、そしてカルボナーラ。
何とも驚いたのはブルスケッタの美味しさです!!!
ここのはバルサミコ酢が入っているのですが、こんな美味しいブルスケッタは初めて。
タオルミナで食べたイカ墨のパスタと張るくらい、むっちゃくちゃ美味〜。
作り方を聞くと、
「トマト刻んで、塩、こしょう、バルサミコ酢、オリーブオイルで和えてガーリックトーストに乗せるだけ」
と至ってシンプル。
どうやったらこんなに美味しいブルスケッタが作れるんやろ?

もう一つ感動したのは、おっちゃまがくれたイチジクです。
すんごく小さくて、皮が緑色のイチジクだけど、味がドライフルーツのようにとっても濃い!
プロシュートやチーズと一緒に食べると最高なんだとか。
こんなイチジク、初めて見た。
日本で売ってたら絶対に買うのに。

ランチを済ませた後はヴェストリで旦那さんが会社用のお土産用にチョコレートを買いました。
私の大好きな色のペールブルーにゴールドのロゴが書いてある缶に、食べるのが勿体ないくらいキレイなチョコレートを詰めてくれます。
ここのショップの店員さんも気前がよくって、どんどん味見させてくれます。
甘いものが好きではないので個人的にチョコレートはあまり買わないけれど、ここのチョコレートはビター過ぎないから好みの味。
どのチョコレートを食べても非常に美味です。
ジェラートも美味しくって、私は初日に食べたミルクのジェラートがお気に入りですが、味見させてくれた柿のジェラートがひっくり返りそうなくらい美味しかった!!!

Rちゃんも柿のジェラートを猛烈に気に入ったようで、お店を出た後もずーっと
「マジで美味しかった!あんなに美味しい柿のジェラートは食べたことない!!」
とオウムのように何回も言ってたほど。

分かったっつーに!

タオルミナのイカ墨パスタを食べた後の私状態になったのでありました。


お昼頃にシエナからフィレンツェへ戻り、午後は旦那衆と別行動でショッピングへ。

Rちゃんと2人でまずは年末に出産予定のYちゃんのお祝いを探しに出かけました。
ものの数分で日本の子供服にはまず無いだろうと思われるピスタチオカラーのファーが着いたダウンをゲットし、この時点で二人のテンションは上昇気味!
海外の子供服は、どうしてこんなにデザインや色使いが大人っぽいんでしょうかねぇ。
サイズが大きければ私も欲しいくらいです。

お次は私の大好きな『Maison mon amour』という食器屋さんへ。
前回来た時はゴールドとブロンズの縞模様が入ったスクエアのディッシュプレートを6枚購入し、むちゃくちゃ重たい思いをして持ち帰りました。
その時に対応してくれたお店の女性スタッフがタカビーだったんだけど、今回の店員さんは1年前からここで働いているそうで、とっても親切でキュートです。
ここではハンドメイドだというブロンズのグラスマーカーをゲットしました。
とてもしっかりとした仕上がり。
こんなの欲しかったんだわぁ〜。

「エエ買いもんしたなぁ〜!ホテルのテラスで飲もかっ!」

とご満悦気分でドゥオモ近くのエノテカでワインを買い込み、旦那衆の帰りを待つ訳でもなく、早速、二人で飲み始めることに。
食事は旦那衆に買ってきてもらい、そのまま夜はRちゃんとP氏が習っているイタリア語教室が一緒で只今フィレンツェに語学留学中というTちゃんもジョインし、今宵も楽しい宴が始まったのでありました。

それにしてもTちゃん、まだ若いのに自分のビジョンを持っていてしっかりしています。
何ともたくましいことであります。


『Maison mon amour』
住所:Via Rondinelli 11/R
Tel:055-288221
朝7時の飛行機でフィレンツェへ戻り、その足で電車に乗ってシエナへ。
シエナには以前、太田ちゃんとカリメッロと一緒に日帰りで行ったことがあるのですが泊まりは今回が初めてです。
シエナはとても雰囲気のある街なので、ワクワク♪

ホテルのチェックインを済ませ、カンポ広場にあるリストランテでランチをした後、街のどこからでも見えるシエナのシンボル、マンジャの塔に上ることになりました。
階段は450段ほどあるらしく、通路が何だか狭そう・・・。
しかも、塔には一度に入る人数制限があって
「出来るだけ25分で上って眺め見て降りてきてね」
とのこと。
実は以前フィレンツェのドゥオモに上った時、あまりにも階段が狭くて暗いので心臓はバクバクするわ、途中で足はツルわでむちゃくちゃしんどい思いでようやく一番上まで上がったにも関わらず、あまりの高さに怖くて壁にへばりついたまま動けなかったという思いをしたので、その時の恐怖がフラッシュバックしてしまった(><)

「ふぇ〜アタシ無理やぁ〜(涙)マジで止めとく〜(波)」

と、ヘタレな私を尻目に、P氏とRちゃんはどんどん階段を上がって行きます。
「ドゥオモと比べると広さもあるし、途中で外も眺めれるから大丈夫やで〜」
と先に上っているRちゃんの声を聞き、意を決して旦那さんと一緒に上ることに。

あれ、結構っていうか全然平気やん♪

という訳で、意外とアッという間に頂上に到着。
塔の上から見渡すシエナの町並みはレンガ色。
中世の面影を残しています。
オリーブの木や葡萄畑も見え、本当にトスカーナの田園風景そのものです。
その後、ドゥオモと洗礼堂も見て周り、シエナ観光は無事に済ませることが出来たのであります。
観光、早すぎ?

食い気に走っている私としては、気になるのは今夜のお食事。
伺ったのは、太田ちゃんご推薦の『ENZO』です。
カンポ広場から歩いて10分ほどの場所にあり、1100年代の建物をリニューアルしたエレガントな雰囲気
何を隠そう、ここは前回、定休日で行けなかったリストランテなんであります。
そう、リベンジ訪問なのだ。

シチリアで散々シーフード料理を堪能してきたので、
「今夜はガッツリお肉料理いっちゃうもんね」
と選んだのは
牛肉のインヴォルティーニやトリュフがたっぷりとかかったタリアータ、そしてトスカーナの名産ピッチのラグーなどなど、前菜からプリモもセコンドも肉料理のオンパレードです。
お肉だお肉〜♪
と喜んでいたのは始めの数十分間。
お肉大好きな私も急にお肉料理に切り替わったためか、肉あたり(?)になったようで、途中で急に食べるスピードがダウンしてしまった(><)
やっぱり、お肉料理って身体にズッシリとくるよねぇ〜。
あぁー、しんどかった。

食後は腹ごなしで街中をブラブラし、シエナの夜の締めくくりと称して、カンポ広場のバールで夜のマンジャの塔を眺めながら食後酒を飲んだのでした。


『ENZO』
住所:Via Camollia 49
Tel:0577-281277

昨日からシラクーサに来ています。
実はタオルミナからの移動中、電車からの眺めが
「美しい海岸線→コンビナート&港町」
にどんどん変わっていくにつれ、私達のテンションもドーンと下降気味に。
そして、終いには口数が少なくなり・・・
シラクーサは港町と聞いていたので、タオルミナのリゾート地のような華やかさと比べたらしゃーないけど。

私達が宿泊する『ホテル・グットコスキー』はオルティージャと呼ばれる旧市街の海岸沿いに建つ水色の可愛らしいプチホテルですが、周りは廃墟が多く、到着した時間がお昼過ぎだったので近くのメルカートも閉まっていたため、何だかちょっとおっかない雰囲気です。
何といっても、去年のパリ旅行中にトロカデロでひったくりに遭って取っ組み合いになったという武勇伝があるので、特に私の旦那さんは夜の食事もレストランまでの行き帰りはタクシーを使うほど警戒モードに。

昨夜、訪れた『Ristorante"Darsena da Ianuzzo"』は地元の人達で賑わうシーフードが美味しいレストラン。
ここでシチリア名物の「いわしとウイキョウのパスタ」をいただきました。
が、
すんごい不思議な味。
以前、このパスタを真似してディルで作ったことがあるんだけれど、ウイキョウを使ったら全然別物です。
まったくもって初めて食べる味。
何て表現したらいいのか解りません。
こちらでいただいたシチリアのシャルドネがすごく濃厚で美味しかったんだけれど。
残念ながら、タオルミナでの連日昼&夜飲みがたたったのか、お腹の調子がイマイチで本気飲みが出来る状態ではありませ〜〜ん(><)

そんな残念な感じでシラクーサの1日目を終えたのですが、2日目。
朝食をいただくお部屋のインテリアやお皿のデザインなど、よく見たらすごく可愛らしく、それを見た私とRちゃんは
「うっしゃっー!2日目はテンションあげてこなーーっ!!」
と気合入れ直し!
朝食後は早速、昨日閉まっていたメルカートへRちゃんとP氏と私の3人で出かけることに。
さすが海が目の前にある港町だけあって、新鮮な魚介が豊富豊富!
フィレンツェのメルカートではお肉屋さんばっかりで、魚料理は週に1回食べれればいい方と嘆いていた太田ちゃんが見たら、どんなに羨ましがることか。
朝食の時にあったサボテンの実が沢山売っていたので、お店のおっちゃまに
「これはどうやって食べるの?」
と聞くと、皮を剥いて試食させてくれました。
味はびわに似ていて美味しいんだけど、むっちゃ種が多いから食べにくい(><)
こちらでは、サボテンの実はフルーツとしてよく食べるらしいです。

ちょこっと買い物をしてホテルに一旦戻り、今度はホテルとは反対側の町に4人で出かけました。
昨日、タオルミナとのあまりのギャップにビビッていた私達でしたが、歩いてみるとシラクーサは古い町並みではあるものの、本当に可愛らしい街。
「シラクーサ全然怖くないやん。ビビり過ぎ〜」
「シラクーサの方が好きやわぁ」
と、その場の気分で意見がコロッコロと変り、好き勝手な事を言って旦那衆に呆れられたRちゃんと私ですが、風情のある路地が多く、歩いているだけで楽しくなってきます。

可愛い〜可愛い〜と言いながら街の散策をするついでに、ランチで行こうと予定していたレストランの場所を確認しに行くと、お店が閉まっていました。
定休日ちゃうのになんで?
お目当てのレストランの近くにカフェがあったのでお茶をし、そこのマダムに聞いてみると親切にも電話をしてくれたのですが、どうやら本当にお休みのよう。
彼女がよく行くというドゥオモ広場にある『REGINA LUCIA』というレストランを紹介してもらったので、そちらでランチすることに。
行ってみると「うちは他のレストランとは違いますから」的なオーラを発しているアッパーな店構えのリストランテ。
値段も高めだし、店内にいるお客さんも何だかセレブな感じです。
まぁ、とにかく紹介してくれたんだから
と入ってはみたものの、メートルの対応も何だかタカビー。
ランチコースとアラカルトでオーダーすると、アラカルトの料理はほとんど出来ず、結局はランチコースしか頼めない状態。
だったら最初からそう言えーーー!!!という感じ。
ポーションも「えっ?ここのイタリアの人でもコレだけで足りるん?」というくらいちょこっとで、東京のレストランでいただくマダムランチ並みの量にビックリ。
だけど味は美味しかったのだ、むっちゃくちゃ悔しいけど。

ランチの後はまたまた3人で今度は遺跡巡りへ。
夜ご飯の為にも、ちょっとは歩いてお腹減らさなきゃね。
と歩いていったにも関わらず、ギリシャ劇場は16時でクローズ!
えぇーーーー?!折角歩いて来たのにーーーーー(><)
と文句は言っても、どうしても見たいという訳ではなかったからイイねんけど。
帰り道、P氏にみかんジュース(これが絶品!)を買ってもらい、夜ご飯の為にまたまた別ルートで歩いてホテルに戻りました。

夜はホテルの人がおすすめしてくれたレストラン『Taberna Sbeba』へ。
それぞれが前菜とパスタを選んだのですが、シチリアに来てからの数日間、ずっとお魚続きだったためか、とうとう肉食派の私の「お肉食べたい!禁断症状」が出てしまい、前菜に「牛肉のカルパッチョ」を頼んでしまった。
すんごいボリュームでしたが、牛肉が赤身でさっぱりとしていてルッコラがたっぷりだったので、意外とペロッといただけました。
セコンドには小エビのパスタ。
どれも普通に美味しかった。

あー、それにしても今日はよく歩いたこと。
今日の収穫(?)はというと・・・。
遺跡周辺にある露店では猫ちゃんがウロウロしていて、とっても可愛かったこと。
売り物のTシャツの上でお昼寝していた子なんてゴニョゴニョしてもまったく起きませんでした。
本気で爆睡中。


『Ristorante"Darsena da Ianuzzo』
住所:Riva Garibaldi,6 Siracusa
Tel:0931-61522
(www.ristorantedarsena.it)


『REGINA LUCIA』
住所:Piazza Duomo,6 Ortigia Siracusa
Tel:0931-22509
(www.reginalucia.it)


『Taberna Sbeba』
住所:Piazza Federico di Svevia,1-2 Siracusa
Tel:0931-96100

今日でタオルミナとはお別れ。
「シラクーサ止めてこのままタオルミナに滞在したい〜〜」
というくらい楽しかったんだけれど、
シラクーサにも行きたい!
と言い出したのは私とRちゃんなので、なんも言えません(><)

朝、ホテル前の道路から
「アイアイアイアイーーーッ!」
という叫び声が聞こえたので、もしやと思いバルコニーから下を見ると、道路でロリちゃんが手を振っているではありませんか。
「ボンジョールノ!イロ、イロシ、早くビーチに降りて来い!!」
てな感じで呼んでいるのでチャッチャと朝食を済ませ、
「皆で一緒に食べようってロリーノが言ってたから」
というので、昨夜、ロリちゃんがよそのお宅から勝手にもぎ取ったザクロを持ってビーチへ。

ザクロを手渡すと、4等分にカットしてくれました。
「ロリちゃん、食べへんの?」
「オレはいいから、いいから」

しかし、このザクロ、まだ全然爆ぜてません。
食べるには早いんちゃうん?
と思いながら食べてみると・・・

案の定、むっちゃ酸っぱいやんかーーーーっっ!!!(怒)

渋々顔の私達を見て、ロリちゃんはシシシシーと大笑い。
「まだ、食べるには一ヶ月早すぎるからオレは食べない」
という返答が。
なにーーーっ、一ヶ月?!!!
まったく、昨日のアンドレアといいロリちゃんといい、人には薦めるくせに。
どんなけーーーー

そうそう、タクシーが到着するまでビーチで過ごしている時に旦那さんとRちゃんは、イルカがジャンプするところを見たのです。
しかも2回も!
私は残念ながら水しぶきが上がった所しか見れなかった。
何でも午前中の早い時間には、イルカが浅瀬まで遊びに来るんだとか。
イルカちゃん、見たかったよぉ〜、グッスン。

そろそろタオルミナともロリちゃんともお別れの時間。
ロリちゃんが素敵なイラストをプレゼントしてくれました。
見掛けによらずアーティストなロリーノ。
ちゃっかり「ロリーノNo1」とサインまで書いてます。

お返しにRちゃんが日本画のカードをプレゼントすると、サルバトーレ宛ての袋には
「No2」
とシシシシ笑いながら書き足してるし・・・。
きっとまたサルバトーレと
「オレが1番だ!!」
「イーヤッ、お前は2番だ!!」
ってマジケンカするんやろなぁ。
最後の最後までウケル。

タオルミナは、もう1度訪れたいですねぇ。
景色も、食べ物も、そして住んでいる人たちも本当にすばらしいです。
スプレン〜ディダ!!

今度は1週間くらいで。
朝からビーチに行って昼飲みし、夜はサルバトーレのお店で食事という毎日を過ごす。
で、絶対にイカ墨のパスタを食べるのだ!

昨夜も結構飲んだので爆睡出来たためか、夜明け前にパチッと目が覚めました。
部屋のバルコニーから見えるビーチはちょうど朝日が昇るところ。
朝食前に海辺を散歩しようと4人で出かけることに。
人気の無いビーチはとても静か。
まだ日差しも強くないのでお散歩にはうってつけです。
ん〜〜〜プライスレス♪

散歩していると坂の上から大きな歌声が聞こえてきました。
「もしかしてロリちゃん?」
という私達の予感は的中。
むっちゃ大声で歌いながらロリーノが降りてきます。
「イロッ!イロシッ!ボンジョールノッ!!!」
(Hは発音しないのでヒロとヒロシが、イロとイロシになります)
朝からテンションたかっっ!!

青の洞窟といえばカプリ島が有名ですが、ここタオルミナにも青の洞窟「グロッタ・アズーラ」があります。
午前中の方がイイということなので、軽く朝食を済ませて休憩した後、ロリちゃんの友人アンドレアの案内でグロッタ・アズーラ巡りに出かけました。
実は、船酔いにめっぽう弱い私・・・。
この日はザッパザッパと波が高く、早くもヘタレ顔・・・。
でしたが、グロッタ・アズーラの美しいブルーを見たら船酔い気分もすっ飛んだ。
バスクリンのマリンブルーみたいな色!
むっちゃキレ〜〜♪♪

舟はイゾラ・ベッラ周辺を巡り、映画グランブルーのロケ地で有名な『サン・ドメニコ・パラス・ホテル』のレストラン側に移りました。
こちらはさっきと違って、むちゃくちゃベタ凪ぎ。
ここで海水浴が出来るから、舟から飛び込んで泳げというアンドレア。
いくら泳げるとはいえ、かなり沖なので深そうだし寒そう・・・。
旦那衆は飛び込んでましたが・・・
「サブッサブッ」
と言いながらすぐに舟に戻ってきました。
そりゃ寒いわ。
「アンドレアも泳いだら?」
と言うと
「10月は寒いから、オレは泳がない」
と、笑いながら返答が。
なにーーーーっ?!!
人に泳げってゆっといて、どないなオチ〜〜

午後。
海とリゾートに飢えていた旦那さんは一人ビーチでこのまま夕方まで過ごすということなので、RちゃんとP氏と私の3人は雑誌フィガロで見てチェックしていた『Licchio’s』(リッキョス)にランチへ。
ここでは前菜に生ウニ、花ズッキーニのフリット、カジキのインボルティーニ、ウニのパスタ、デザートにカンノッリをいただきました。
日本のウニと違って、本当にちょこーっとしか身がついてないからビックリ。
「このウニ、半分はパスタに使ってるんちゃうか?」
と思うくらい。
まぁ、時期的にウニのシーズンが終わってるからなんだろうけど。
意外にも、前菜は揚げ物料理が多いシチリア。
食べたかった花ズッキーニのフリットには、リコッタチーズの詰め物が入っています。
インボルティーニもウニのパスタもそこそこ美味しかったけれど、昨日のイカ墨のパスタの味が衝撃的だったので、どうしても比べてしまう・・・。
残念だけれど、リッキョスのお料理に対してテンションはさほど上がらなかったのですが、お隣のテーブルで10名ほどの美男美女が誕生日ランチをしていて、ハッピーバースデーの歌を一緒に歌ったら声をかけてきたので一緒に大盛り上がりとなり、何と、デザートのチョコレートアイスをおすそ分けしてくれました。
シチリアの人は、なーんて人懐こくて感じ良くてオープンなんでしょ!!
このノリはまさに関西ノリ。
エエわぁ〜このノリの良さ。
感じエエ人ばっかりやわぁ〜。
という訳で、ランチもすこぶるハッピーな時間が過ごせたのであります。

ランチの最中、ビーチにいる旦那さんから
「ロリーノから今夜、皆で食事に行こうと誘われたよ」
という電話があり、予約が20時30ということなので、ギリシャ劇場とウンベルト1世大通りでショッピングすることにしました。

シチリアで2番目に大きいと言うギリシャ劇場は、紀元前3世紀に建てられた野外劇場。
活火山エトナ山とイオニア海が見渡せる絶好のロケーションにあるため、観客席の一番上からの眺めは圧巻!
それはそれは見事な大パノラマです。
ここが2000年以上も昔に出来たのかと思うと、何だか、そこにいる自分が不思議な感じ。こんな素敵な雰囲気の劇場で観る演劇とかコンサートは、さぞロマンティックな気分に浸れるんやろうなぁ。

ホテルに戻って着替えをし、再び『Casa Niclodi ristorante pizzeria』へ。
いつもはビキニパンツ一丁でケンケンのようにシシシシーと笑っているロリーノも、ジャケットを着てお洒落しています。
今夜も絶対にイカ墨のパスタを食べる!と意気込んでいた私でしたが・・・。
「あのサルバトーレのことやから、昨日と同じ料理は食べさせてくれへんやろうなぁ」
という予感は的中。
ガックシ(><)
ですが、完璧なコース仕立てでサービスしてくれました。
どのお料理もすんごく美味しくて感動!!!
まずはエビのソテーと麦のリゾット添え
シチリアでしか捕れないという白身魚を使ったインヴォルティーニ
マグロのステーキ
マグロのからすみのパスタ
そしてデザートは、サルバトーレ特製アイスにマルサラ酒をドボドボとたっぷり加えてクリーム状にしたもの。
どれもホンマに美味しいのです♪
ベリーーーッシモ!!

ワインはお料理からデザートまで、一皿毎に合わせてサルバトーレがセレクト。
デザートが出る前にレモンチェッロを頼んだら
「このデザートにリモンチェッロは合わない」
とオーダーを却下されてしまった(><)
オレさまだけあって、ワインとお料理のマリアージュは完璧です!
「ロリーノはビーチでのサービスは1番だが、オレはこのレストランでサービスは1番だ!」
と自分で言うだけあって、やるやん!サルバトーレ!!
ただのエロじゃないよね〜。

料理の写真を撮っていると、むっちゃ笑顔で顔を作っているロリーノが写真を撮ってくれというのでカメラを向けたら、シャッターを切る時に絶妙のタイミングで、傾けたお皿から大きなエビがポロリ・・・。
「アイアイーッ!テーブル汚しちゃった、ヤバイよーーー」
とでも言ってるのか、シシシシと笑いながらクロスをずらし、汚れた所を隠してます。
が、全然隠れてへんし。
そんなことしてもバレるってーの。
とにかく、やることなすこと関西ギャグになるロリちゃん。
一人ボケ突っ込み、完璧です。

始終笑いの絶えない楽しいディナータイムを過ごし、最後はマダムがレストランのテラスを案内してくれました。
ここでもロリーノはお隣の家のザクロを勝手にもぎ取ったもんだから、マダムに「アンタ、何やってんのよっ?!」とマジで叩かれてました。

どこまでも吉本系ギャグのロリちゃん、ウケル。
そのキャラなら、マジで吉本行けるよね〜(笑)


『Licchio's』
住所:Via C.Patricio,10-Taormina(Me)
Tel:0942-625327
licchios@virgilio.it
www.licchios.it


今日からシチリアへ移動します。
南イタリアは今回初めてなので、とってもワクワクなのだ♪

朝5時に起き、7時発の便でシチリアのカターニア空港へ。
空港からタクシーでタオルミナまでだいたい1時間くらいのドライブです。
タクシーの運ちゃんが70〜80年代の曲が好きらしく、自作のオリジナルCDをガンガンかけてすっ飛ばしてくれたのでアッという間に到着しました。

それにしてもシチリアは日差しがフィレンツェとまったく違う!!
熱いというよりも痛いという表現がピッタリです。
風景もトスカーナのようなオリーブの木や葡萄畑が続く田園風景とはまったくの無縁。
ハゲ山はあるわ、サボテンは生えているわ、建物も全体的に茶けているから
「ここはメキシコか?」
と思ってしまうほど。
やっぱりシチリアはイタリアといえども独特の雰囲気なのだ。

2日間宿泊するホテルは海沿いにある『Mendolia Beach Hotel』(メンドリア・ビーチ・ホテル)。
レセプションのおばちゃんはかなり無愛想でオッカナイけれど、何とも可愛らしくて親切なおじいちゃまが案内してくれます。
目の前にはイゾラ・ベッラがあって、イオニア海の美しいビーチもあって、ここはもうグランブルーの世界〜〜〜!
もちろん、ホテルのテラスや部屋のバルコニーからの眺めもオーシャンヴューです。
ワオワオ、すごいすごいっーーーー!!!
と一気にテンションはヒートアップ。
早速近くのお店でビーチサンダルや日焼け止めオイルなどを買い込み、ビーチへ直行。

ホテルのプライベートビーチにある『Mendolia Beach Club』でランチ&昼飲みがスタートしました。
今日のランチのメニューはもちろんシーフード料理!
そしてシチリアのロゼのスパークリング「Rose di Rosa」。
このロゼのスパークリングがかなり美味しいんです。
昼飲みって結構酔うペースが速いけれど、海風を受け、波の音を聞きながらビーチで飲む場合は別。
カッパカッパ飲んでも不思議と酔いません。
なんでやろ?

ランチ&昼飲み&シエスタを堪能し、夜は中心街がある丘の上までロープウェイで上がり『Mendolia Beach Club』で働いている、とってもファンキーなロリーノというおっちゃまが紹介してくれた『Casa Niclodi ristorante pizzeria』へ。
ここはロリーノの親戚が経営しているリストランテだそう。
サルバトーレという、見るからに神経質っぽいお兄さまが店内を偉そうに仕切りまくってます。
もろ「オレさまに任せろ」的なタイプ。
オレさまが選んだだけあって、彼がオススメするワインは最高に美味。
サービスは完璧です。
しかし、中身は超ドエロで、言う事がとにかくエロい(笑)

まぁ、そんなエロ・サルバトーレはおいといて。
ここで私はひっくり返りそうなくらい美味しいイカ墨のパスタと出会ってしまいましたっ!!!
シチリアではウニのパスタやからすみのパスタを食べようと思っていたけれど、ここのイカ墨のパスタは今まで食べてきたイカ墨のパスタの中でブッチギリの堂々1位に輝いたくらい美味です!
「マジで美味しい!ホンマに美味しい!絶対に明日もここのイカ墨のパスタ食べに来るっ!!」
ホテルに帰るまで、何度もしつこく言いまくってたくらい。
あぁ〜、あのイカ墨パスタちゃんの美味しさが忘れられへん〜〜

美味しいイカ墨のパスタは食べたし、帰り道にウンベルト1世通りでとっても美人のチビ猫ちゃんを抱っこ出来たし(無理矢理だったけど)。
今夜もご陽気気分でホテルまで帰ったのでありました。
ボナ・ノッテ♪


『Mendolia Beach Hotel』(メンドリア・ビーチ・ホテル)★★★
住所:Via Nazionale 198 - Taormina
98039 Messina
Tel. 0942 24231  Fax. 0942 628313
http://www.mendoliahotel.com/uk/index.htm

『Casa Niclodi ristorante pizzeria』
住所:Salita Humboldt,2 Taormina
Tel.0942 620037
(www.casaniclodi.com)

今日は1日フリーのため、買い物に出かけました。

まずは毎回購入している、とっても歩きやすいスリッポンと、これまた毎回購入しているぺぺンチーノの素や乾燥ポルチーニなどを買い、朝ごはんを兼ねてメルカート近くにある牛モツの屋台へ。
「えぇーー朝からモツ?」
と思うかもしれませんが・・・。
ここの牛モツのスープはさっぱりしていてサイッコーに美味しいんです!!
どちらかというとモツ系は苦手な私ですが、臭みが全くないので全然OK。
サルサ・ベルデ(パセリのソース)とサルサ・ピカンテ(ピリ辛ソース)2種類のサルサを入れていただくモツのスープは、飲んだ翌日の胃にも優しい味わい。
フィレンツェに行ったら絶対に食べてっていうくらいオススメの1品です。
ただし、結構量が多いので女性なら2人で1つを分けっこするくらいが丁度良いかも。
よくばって1つ食べると、後半はオエッときちゃいます。
特に飲んだ翌日は要注意。

ひとしきりフィレンツェの町を散策した後に向かったのは、P氏がネットで調べて美味しいと口コミ評判が高かった『OSTERIA ANTICO NOE‘』(オステリア・アンティコ・ノエ)へ。
雑誌で紹介されているチョコレート専門店『VESTRI CIOCCOLATO』(ヴェストリ・チョッコラート)のご近所にあるオステリアです。

今のこの時期はポルチーニが美味しいので、生ポルチーニのサラダにアーティチョークのパスタとポルチーニのパスタをいただきました。
生ポルチーニのサラダは、ルッコラの上にスライスした生ポルチーニとパルミジャーノをかけ、味付けは塩、こしょう、オリーブオイルだけ。
なのに、すんごく美味しい!!
パスタは手打ちのフィットチーネで、アーティチョークのパスタはたっぷりのパルミジャーノと一緒にからめてあるのでコクがあり、ポルチーニのパスタはポルチーニの量がたっぷりで風味がとっても豊か。
どのお料理もとてもシンプルな味付けなのに、本当に美味しくて感動です♪
「安くて美味しい!」というだけあって、かなりポイント高い。
お店のおっちゃまもすごく親切で感じがよいし。
P氏、グッジョーーブ!!

明日は早朝の便でシチリアへ向かうため、夜ご飯はホテルの最上階のテラスでいただくことに。
イタリアワインのソムリエの資格を持っている太田ちゃんがワインをセレクトしてくれ、お料理は近所のお惣菜屋さんでいろいろ買い込んで、いっただきま〜す。
目の前のドゥオモとジョットを眺めながらテラスで飲むワイン♪
何てサイコーなのかしら♪

てな感じで、今日はお昼からずっと飲みっ放し。
思った通り、前半から飲み食いのペースは飛ばしまくりなのでありました。

『OSTERIA ANTICO NOE‘』(オステリア・アンティコ・ノエ)
住所:Volta di Sanpiero 6/r
Tel:055-2340838

『VESTRI CIOCCOLATO』(ヴェストリ・チョッコラート)
住所:Borgo Albizi,11r
Tel:055-2340374
(日曜日休)
http://www.vestri.it/
今日からイタリア旅行に出発です!!

今回は酒飲み友達のRちゃん&P氏夫妻と一緒に、フィレンツェ→シチリア→シエナ→フィレンツェを周る10日間の旅です。
出発前から、
「一体、このメンバーだと何本ワイン飲むんやろ?」
と恐ろしくなるほど酒飲みが集まった旅行のため、ウコンの力や黒丸の大量入手は必須。
どっさりと買い込んで行くのであります!

朝10時の便で成田を発ち、パリ経由でフィレンツェに入って到着したのは夜の9時過ぎ。
Rちゃん達はアムステルダム経由なので、フィレンツェの空港で待ち合わせです。
アムスからの便で降りた乗客の中には、空港で待ち構えていた麻薬犬にクンクンにおいを嗅がれ、別室へしょっ引かれて行った人が数人いたそうです。
さすが、ドラッグ合法の国アムステルダム。

それにしても・・・
うぅ〜〜〜モーレツに眠いっ!!

が、しかし。
ここで寝てしまっては間違いなく時差ボケになってしまう。
一昨年と去年の旅行では睡魔に勝てず、速攻で寝てしまったので数日間まんまと時差ボケになってしまったから、ここは我慢しなくては。

ということで、早速、旅の初日の宴会として『Firenze in Tasca』(フィレンツェ・イン・タスカhttp://www.firenzeintasca.com/index.html)というサイトをフィレンツェで運営している友人の太田ちゃんとカリメッロを交えた6名で食事に行きました。
向かったのは、シニョーリア広場からすぐ近くにある『Birreria Centrale』(ビッレリア・チェントラーレ)。
中世の頃は教会だったという店内で伝統的なフィレンツェ料理がいただけるビッレリアです。太田ちゃん達が行きつけにしていて、一昨年、カリメッロのバースデーを一緒にお祝いしたお店なのだ。
レバーペーストを塗ったクロスティーニやブルスケッタ、プロシュートにトリュフをトッピングしたモッツァレラなど前菜の盛り合わせに始まり、グリルした豚肉料理など結構重めのお料理が続きます。
日本時間はだいたい明け方4時過ぎ。
この時間にヘビーなトスカーナ料理は胃にキツイかなぁ・・・(><)
という心配はよそに、赤ワインをガシガシ飲んだら胃も目覚めたのか、結構モリモリいただけました。
味付けは全体的にちょっと塩気が強いけれど、トスカーナの赤ワインとは相性◎
ちょうど生ポルチーニが旬で、グリルしたポルチーニを初めて食べました。
何とも不思議な食感。
しいたけをイメージしていたけれど、想像とは全然違っていた。

太田ちゃん達と別れた後はフィレンツェの町のベンチで外飲みし、さらにスイッチが入った私達はビッレリア近くにあるバールへ行って飲み直し、ホテルに戻ったのは3時過ぎ。
しこたまワインやグラッパを飲んだお陰で、ぐっすりと眠れたのであります。

やはり眠いのを我慢して飲んだその分、時差ぼけの心配はノンチェプロブレーマ!

『Birreria Centrale』(ビッレリア・チェントラーレ)
住所:Piazza dei Cimatori 1-2/r
Tel:055-211915
(日曜日休)
http://www.firenzeintasca.com/ristorante/birreriacentrale.html

『Firenze in Tasca』(フィレンツェ・イン・タスカ)
http://www.firenzeintasca.com/index.html

私の大好きなキンモクセイの花がチラホラと咲き始めました。

「キンモクセイは秋に咲くお花よ」
と小さい頃、母から教えてもらったのでキンモクセイの甘い香りがしだすと
「あぁ〜、秋やなぁ〜」
と季節を感じます。

花の香りで四季を感じることを教えてくれた母に感謝♪

で、そんな母が大阪からやってきました。
毎度のことですが、旅行中にピギーの面倒を見てもらうためです。

「今夜はちょっと寒くなったのでお鍋でもしよか」
ということで、今夜は実家に入る頃によく食べていた母自慢の『つくね鍋』
うちの鶏つくねには、ぶつ切りにしたタコが入るんです。
おもしろいでしょ。

で、私はそのつくねに柚子こしょうを加えてアレンジしたものを過去のレッスンで紹介したんだけれど、これが生徒さんに大大好評!

「我が家の定番メニューになってます!」
「旦那さんからのリクエストが多いんです!」
「友達が遊びに来た時に作ったら、作り方を教えて!と言われるくらい喜ばれました〜」

などなど、沢山の嬉しい声が届いたレシピです。
こういう嬉しい声を聞いた時が一番

「料理教室やってて良かった〜♪」

と幸せ気分になる瞬間なんよね〜♪♪♪

毎年、旅行に行く月は一ヶ月通常レッスンをお休みにし、代わりに過去のアンコールレッスンを行います。

今年は今月の10月がそうで、今回は2002年11月のメニューがアンコールレッスンでした。

「チキンとかぼちゃのサラダ」
「まぐろのステーキ エスカルゴバター風味」
「生ハムとしめじのレモンライス」
「りんごとさつま芋のパイケース」

エスカルゴバターのソースを作る間とってもイイ香りがプ〜ンと漂ってくるのですが
「ワインに合いそうな匂い!!」
という人が非常に多い!(笑)

そう
確かに、このエスカルゴバターはお酒に合います。
そして、この香りはお酒が欲しくなるのでヤバイです。
そして、類友なのか、うちの生徒さんは結構お酒好きな方が多いよね〜〜〜。


レッスンにいらっしゃった生徒さん達の間で『蓬莱』の話題が出ました。

蓬莱は大阪のなんばにある「豚まん」(関西では肉まんではなく豚まんと言います)の超有名店。
豚まんだけではなく餃子や肉団子、春巻きなどなど、安くておいしい点心と中華料理のお店として、関西で知らない人はいないくらい昔から親しまれています。

看板商品の豚まんも捨てがたいのですが、私のオススメはジャンボしゅうまい!
何たって
「うまさも超ド級!」
というキャッチつきです。
何とも関西らしいキャッチ(笑)

蓬莱のジャンボしゅうまいは美味しい!
という話で盛り上がってしまったので、無性にジャンボしゅうまいが食べたくなってしまった私。

でもでも、しばらく旅行に出るため帰国後のお楽しみとなってしまった(><)


レッスンにいらした生徒さんの中でも大阪に行った時にしか買えないと思っている方が多かったのですが、

実は実は!

電話注文が出来るんですよん。
東京在住の関西人も電話注文出来ることを知らない人が結構多いのだ、ふふふ。
しかもちゃんとチルドで送ってくれます。
おまけに、商品の保存方法と調理方法のチラシが同封されていて、一口メモにはこんなことも書いてあります。

「100円ショップでもレンジ用蒸し器が市販されていますのでご利用されても良いと思います」

むっちゃ親切!!


電話対応に出るおっちゃまもとっても親切です。

ただ・・・

とにかく喋り方がコッテコテの関西弁!!
関西にいてる頃はまったく気にならなかったイントネーションも、東京にいると変わっちゃうんでしょうかね。
自分では関西弁のつもりで話していても、なんだかエセ関西弁になっていて、対応しているおっちゃまのコッテコテが移る移る!

特に数字のイントネーションが。

ここまでコッテコテだと、ある意味、懐かしいというよりも感動すら覚えてしまう!

「超生粋の大阪弁」に笑いを堪えながらオーダーしてみてください。
味は保証付きです。


『株式会社 蓬莱本店』
電話:0120-11-7849
先日、夜ご飯に「チキンのカチャトーラ」という煮込みを作ったので赤ワインを空けました。

(只今、HPのレシピで紹介しておりますので、よろしければコチラを↓
http://www.le-petit-poisson.jp/recipe/index.html


冷蔵庫にゴルゴンゾーラがあったのでそれも食べようと切り分けたところ・・・

何とも優雅な眼差しのマダムが登場したではないですか?!
超、ビックリ!!
ワオワオこれはスゴイと写メで撮影大会。

が、しかし!

最終的に、マダムは旦那さんによってグチャッとされてしまった(><)
ごめんよ、マダムフロマージュ〜(涙)

何度見ても、人の顔に見えます。
人面チーズ。

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