今日はフードソムリエ主宰の上野万梨子先生との料理勉強会。
今回は『効果的にフルーツの風味を料理に生かす』がテーマです。
なので、毎度、参加者に課せられる宿題も、もちろん「果物使い」。
実は私、フルーツを使った料理は結構大好きでレッスンでもよく紹介しているので、上野先生のフルーツ使いには非常に興味津々だったのであります!
して、気になる当日のお料理は、スープ、メイン料理、デザートすべてに果実を使った上野先生のフルーツ使いオンパレードの3品!
レシピを見てまず驚いたのは「セロリアックとりんごのヴルーテ」。
セロリアック(セロリの根)は独特のセロリ臭さはなく、どちらかと言うとじゃがいものような感じなので、りんごと合わせて滑らかな口当たりのポタージュスープにしたのだとか。
な〜るほど〜!
じゃがいもはフランス語で「ポム・ド・テール」、りんごは「ポム」だもんね。
セロリアックなんて、フランスのスーパーで見て「何じゃコレ?」と買ったこともなかったけれど。
セロリアックととても相性の良いオールスパイスとシナモンを効かせた薄切りバゲットにつけながらいただくと、優しい味がジワジワ〜と身体中に染み渡る〜♪
皆さん、「お代わりしたいっ!!」と異口同音!
メインの「子羊のポットロースト」はファルスにオレンジピールを、ソースにはオレンジジュースを使っていて、オレンジとアニョーの相性の良さを改めて実感。
中がレア状態の仕上がりで、肉好き女子の私としては、とっても好みの焼き加減だったのであります♪
バターの代わりにオリーブオイルを使った「ドライパイナップルとカモミールの焼き菓子」は、オリーブオイルと相性の良いドライパイナップルの香りからカモミールを連想する、ということで、ドライカモミールとグラニュー糖を合わせてカモミールシュガーを作り、フロマージュブランとセモリナ粉を使って焼き上げたケーキ。
カモミールの風味がふわっとほのかに漂います。
そして、なーんと!
私の大好きなペルノーを効かせたホイップクリームが添えてあるではないですか!
ペルノーをホイップクリームの風味付けに使うとはねぇ。
うーーーむ、さすがっ!
ほうれん草には洋ナシが合うとか、へぇーと思うような意外な野菜と果物の組み合わせも知ることが出来たし。
いやぁ〜、今回も参りました!なのであります。
今日の宿題で、私は「オレンジピラフ」
(
http://www.le-petit-poisson.jp/recipe/back_number/2002/20020820.html)
と
「霜降りマグロとトマトとイチゴのマリネ」(
http://www.le-petit-poisson.jp/recipe/back_number/2006/20060313.html)
を発表したんだけれど、宮川ボスによる「フルーツを使った場合の効果」の栄養学的関係によると、このマグロ、トマト、イチゴの組み合わせは、まさに美味しさの相乗効果なんだとか。
何も知らずに組み合わせしてたわ・・・。
うーーーむ。
もっと勉強せなアカンな・・・。
やはり、勉強会だけあって、今回もとてもためになる内容のレッスンなのでした。