今日は今年最後のフードソムリエ主宰の上野万梨子先生との料理勉強会。
今回のテーマは『フランス料理の王道を行くもの』です。
お料理は、アントレに先生の最新作である「サバのリエット」が登場。
パリのコルドンブルーで学ばれ、帰国されて開いた料理教室で先生が一番最初に教えられた料理「ブッフ・ア・ラ・ブルギニョン」がメインで、デザートは「クレーム・カラメル」というフランスの家庭料理の定番2品でした。
もう、毎度のことではありますが、3品とも文句なしの美味しさ!
ブッフ・ア・ラ・ブルギニョンの牛肉と野菜はツヤツヤと美味しそうな色と香りが漂い、クレームカラメルは生地にカラメルを加えることで何とも大人っぽいデザートに仕上がっていて・・・。
肉を煮込む時の火加減や、組み合わせる野菜の調理方法など、今日も沢山の事を教えていただき「なーるほど!」と納得することばかりでした。
お食事の後は、参加者に課せられる宿題の発表。
「フランス料理というとまず何を思い浮かべるのか」
「一番最初に食べたフランス料理は何だったか」
について、自分にとってのクラシックとなっている定番料理、得意料理、あるいはお菓子とは何なのか。
私がパリに住んで、まず一番驚いたのが「塩」「生クリーム」「野菜」の美味しさ。
日本では味わったことがない海の旨味と甘味を感じる、フランスの塩の美味しさ。
やはり酪農の国なので乳製品がむちゃくちゃ美味しく、中でも生クリームの美味しさには本当に関心させられたという話から、私のフレンチの定番料理として挙げたのが「チキンフリカッセ」。
白い煮込みという意味の鶏肉のクリーム煮です。
このお料理は、私も一番最初に料理教室で教えた思い出の一品であります。
他の参加された先生方のお話を聞くたびに「是非、食べてみたいわぁ」とおっしゃる上野先生が、とってもお茶目でした♪
来年も是非、先生の勉強会には参加したいなぁ。