料理研究家主催の少人数制料理教室。レシピ開発、フードコーディネート、テーブルコーディネートも承ります。

プティ・ボヌール

2010年07月のプティ・ボヌール


今から約10年前の1999年。
旦那さんの仕事の関係でパリに住んでいた私は、『セパージュ』というワインとおもてなし料理のお教室に通っていました。
このお教室は『ル・プティポワソン』の原点とも言えるスタイルのお教室。
主催されている先生は私のお師匠さんでもあるパリ在中のミホさんです。
チャレンジ精神が旺盛で何事にも前向き、カリフォルニアまでお寿司の修行に行ったりしてこちらを驚かせるくらい超〜パワフル!
いつもニコニコしていて、まるで夏の向日葵を思わせるようなミホさんは、私がとても尊敬している大好きなお姉さまなのであります♪

そんなミホさんが、この夏に一時帰国され、こちらでワインセミナーを開催されるというので旦那さんとお友達の3人で参加して参りました。
ミホさんとは実に2年ぶりのご対面です!

「世界のロゼワインで楽しむプロヴァンスのテーブル」
ということでいただいたのは6種類のロゼワイン!
うひょー私のどあい好きなロゼワインです!!
とあるビストロでロゼワインを頼んだところ、スタッフの女性が
「日本の方ってロゼワインは甘口というイメージがあるのであまりオーダーされる方が少ないんですが、やっぱり夏はロゼワインがイイデスヨねー」と。
そーそーおっしゃる通り!
やっぱ、夏はキーンと冷やした辛口のロゼをガシガシ飲むのが良いんですよ♪

という訳で、今日のミホさんセレクトのロゼワインは
スペイン「フレシネ・コルドン・ロサード カヴァ」
日本「COCO−ROSE」
カリフォルニア「ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ロゼ」
チリ「サンタ・ディグナ」
フランス「コライユ コート・ド・プロヴァンス」
南アフリカ共和国「フィッシュ・フック」

ロゼワインに合わせていただいたお料理は、和とフレンチのミックステイストです。
「トマトときゅうりと枝豆のカクテル」
「一口タプナードカナッペ」
「イカと水菜のサラダ アボカドドレッシング」
「カニカマの梅紫蘇オリーブ冷製パスタ」
「鶏もも肉のスパイシー炒め ミニラタトゥイユ添え」
「スイカのホワイトラムマリネ」

「MIHO‘S簡単レシピ」と紹介されているミホさんのお料理は、どれも手軽に出来て美味しものばかり!
パリのレッスンに参加した時に習ったお料理もそうですが、市販のドレッシングやミックススパイスを上手に組み合わせるアイデアは、いつも参考にさせていただいています♪

私達夫婦は前日に飲み過ぎたため遅刻しちゃったくせに、どれもすんごく美味しかったので、またもやガシガシ飲みすぎてしまい・・・。
毎回毎回、ホントに飲んべぇで、ずみまぜん!

ミホさんとも久しぶりにお会い出来、とても二日酔いとは思えないくらい楽しいお昼なのでありました。
ありがとうございました!!

7月の花の会のテーマは、初夏のテーブルリースでした。
青りんごにひまわり、黄色いグラデーションの3種類のバラを使った夏らしいリースに、白い蝶のモティーフを飾ると、いっそう涼しげな雰囲気になります。

・バラ
 レモンラナンキュラス、キャラメルアンティーク、キアロデアルナ
・ブバリア
 ロイヤルダフネホワイトシュプリーム
・セダム
 弁慶草
・ひまわり
 モネのひまわり
・ニゲラ
 グリーンマジック
・アジサイ
 アナベル
・モカラ
・ミリオグラタス
・青りんご

そしてお楽しみのレッスン終了後のティータイム!!
レピシエの「ストロベリー&ルバーブ」の紅茶に、先日、純姉がお仕事でパリに行かれた時に買って来てくださった「BAILLARDRAN」のちっちゃなカヌレと、私のどあ〜い好物である「ポワラーヌ」のクッキー!!

うっ、うれひぃーーー(涙)

ポワラーヌのクッキーのファンは、よく焼けた黒派と白派に分かれているそうで、私は断然、黒派なのであります!
何度食べても飽きの来ない、素朴なクッキーです♪
LOVE♪♪
お仕事でお世話になっているフードソムリエでご一緒のキムりんこと、青山と大阪で「洋菓子教室トロワ・スール」http://www012.upp.so-net.ne.jp/Torowa-sure/main.htmlを主宰されている木村幸子さんのレッスンに参加して参りました。
お店で売っているような手の込んだ本格的なフランス菓子を自宅でも再現することが出来るよう、いろいろなノウハウを教えていただけるお教室です。
私もお菓子作りは好きなので、これまでいろいろと作ってきましたが、ここまで本格的なケーキに挑戦するのは初めて!
一度でいいから、むっちゃくちゃ手の込んだケーキ、作ってみたかったんよね〜♪ムフフ♪♪

キムりんのレッスンでは、まず彼女が先にデモンストレーションである手順まで作り、次に生徒さんが作るというプロセスを繰り返して完成させます。
が、しかし!
途中で何度となく登場するのは「なぜ?」という疑問。
そう、お菓子作りをしていると「なぜ?」って思うことが一杯あるんですよね。

「なぜ?」と思う手順や指示にはそれぞれちゃんと意味があってのことなのですが、「なぜそういう手順が必要なのか?」「それをするとどうなるのか??」という理由をよく分からないまま作っていることが多くないですか?

斯く言う私もそうでありまして、だいたい、お菓子作りの本には「なぜ?」に対する答えを詳しく書いていないので「なんでやろ??」とモヤモヤしながらも、そうレシピに書いてあるんだからと忠実に守って作っていました。
時には、理由は分からないので「もー面倒臭いからこれは飛ばしちゃえ!」なんてことをして、失敗しちゃったり・・・(涙)
だから「お菓子作るのって面倒で・・・」という人が多いんやろうなぁ。

でも、キムりんのレッスンは、デモンストレーションの時に「なぜ、こういう手順をしなくてはいけないのか」という理由を分かりやすく説明してくれるので「へぇーーー!」とか「なるほど!」と納得して作ることが出来るんです。
「そういうことかっ!」と理由が分かって作るのと「なんで?」と納得しないモヤモヤ状態のまま作るのとでは、全然楽しさが違う!!
ホーント、お菓子作りってサイエンスやね〜。
理解しながら作るのって、めっちゃ楽しい〜〜♪♪

して今回、作ってきたお菓子は「ショコラ・ピスタッシュ」!!
ピスタチオのババロアとムース・ショコラ、薄焼きクレープを乾燥させて粉砕したフィヤンティーヌ(パユテフォユティーヌ)をヘーゼルナッツのペースト入りミルクチョコで固めたクランチチョコ、そして口当たりが軽く、とろけるような食感のビスキュイ・ショコラを組み立て、ダークチェリーをアクセントに使い、仕上げはホワイトチョコレートでコーティングしているという、超〜手の込んだケーキであります。
むっちゃ本格的!!!
焼いたり冷やしたりの繰り返しで手順が多いから、時間はかかるだろうなぁと予測していた通り、なんと3時間30!!
お菓子作りって、体力勝負でもあるんです(><)

しかし、こんな複雑なケーキ、よく考えられるなぁ。
私が作るお菓子といえば、「いかに楽して作るか」が基本なので、焼きっぱなしとか冷蔵庫で固めるだけとか、そんなんばっかりやのに・・・。
これだけ複数のパーツを組み合わせてありますが、私好みの甘さ控えめで上品なハーモニーがなんとも言えない美味しいケーキなんであります、すばらすぃーーーっ!!

キムりん、どうもありがとうございました♪♪


チビッコギャングだったノアッチが我が家に来てから、もう1年以上が経ちました。
片手サイズだった彼女も、今では立派なレディーに変身。
人間でいうと17歳なので、高校生のキャピキャピギャルでございます。
赤ちゃんの頃からレッスンにいらっしゃる生徒さん達にご対面させていただけに人慣れしており、お教室のアイドルとして今でも可愛がってもらっています。

そんなノアッチへ、生徒さんが一緒に撮った写真をポストカードにしてプレゼントしてくださいました!
題して「ノアのお友達」
以前、ブログの「安産祈願猫」でも書いた8月出産予定のCちゃんに、新婚さんのWちゃん、そしてAちゃんのお三方。
アートフラワーのレッスンでは、必ずといって良いほど邪魔に入り、花材をくわえてかっさらっては怒られているノアですが、写真撮影ともなればカメラ目線バッチリでポーズを決めています。
Aちゃん、ありがとー♪

とっても悪いんだけど、何故だか愛嬌があって憎めない・・・
そんな得な性格のノアッチなのです。

毎年、七夕の日は雨か曇りかで、天気が良くないのはなぜでしょう?
梅雨だから??
『flowers of happiness』(http://www.foh-studio.com/top/top.htm)ジュンコさんのお花のレッスンのに今月は残念ながら参加出来なかったため、花材を送っていただきました。

今月は夏らしい色合いのお花で作るグルーピングのラウンドアレンジです。
スーモみたいなフワフワしたグリーンのお花は「グリーントリュフ」もしくは「テマリソウ」といって、カーネーションと同じくナデシコの仲間なんだとか。
カワエェ〜♪
ブラックベリーやアンスリウムなど、今回も超私好みなお花の組み合わせでありました♪

・スーパーグリーン(バラ)
・ピスタチェ(アンスリウム)
・ブラックアイビューティー(カラー)
・貴婦人(トルコキキョウ)
・ジェイド(ひまわり)
・バナナ(ガーベラ)
・ブラックベリー
・ロブスタ(アルケミラ)
・テンマリソウ(ナデシコ)
・ピットスポラム


アレンジメントの横にある絵は「じゃれあう猫」というお題の油絵。
旦那さんがネットで見つけてきたのですが、まるでノアッチがピギーにちょっかいを出しているよう!
そして、この黒猫ちゃん達、実は油絵ではなくて刺繍なんですよね〜。
レッスンにいらした生徒さんから「描いてもらったんですか?」と聞かれるくらい、ピギノアの雰囲気にそっくりなんです。
http://www.art-meter.com/
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