パリで『セパージュ』というワインと簡単料理でおもてなしを楽しむ教室を主宰されている、私のお師匠さまのミホさんが一時帰国され、セパージュ・ジャポンが開催されたので酒飲みメンバーのR子ちゃんと一緒に参加してまいりました。
今回のテーマは「夏を彩る世界のワインとプロヴァンスのテーブル」です。
会の始まりは毎回、泡系で乾杯するのですが、
今回はシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られているインドのワインが登場。
「神の雫」のコラムにも紹介され、注目を浴びている「スラ ブリュット メトッド シャンプノワーズ」です。
インドのワインなんて初めていただきましたが、爽快で爽やかな飲み口!
インドのドンペリとまで呼ばれているそうです。
2本目は、鳥取産の甲州100%で作られた「HOJYO WINE」。
甲州といえば山梨を思い浮かべますが、山梨のよりも飲み応えがありました。
瓶のサイズは720ml、つまり4合サイズ。
日本国内販売用は、通常の750mlサイズよりも少しだけ小さめの物が多いのだとか。
続いて、カリフォルニアのシェルドネ100%「サイクルズ・グラディエーター」。
しっかりとした力強い濃厚なお味です。
エチケットのイラストもユニーク。
そして、白の3本目は私の大好きなヴィオニエ♪
フランスのラングドック・ルーシオン地方の「イル・ラ・フォルジュ ヴィオニエ」です。
ヴィオニエといえば、フランスのコートデュローヌが有名ですが、アメリカなどでも栽培が始まっていて、元祖に近い香りを出せるよう改良が進行しているのだそう。
近い将来、フランスにも負けないアメリカのヴィオニエがいただける日も来るのかな?
5本目となるワインはカリフォルニアの赤ワイン「ハーン・エステート カベルネソーヴィニョン」
カベルネソーヴィニョン100%かと思いきや、メルローもブレンドされています。
こういう表記の仕方がアメリアっぽいといえばアメリカチック。
シャルドネ100%のサイクルズ・グラディエーターと同系列のワイナリーです。
最後の6本目は山梨甲州の「MARC DE KIZANN」
食後酒としていただく、マールです。
アルコール度数は40度!
でも飲みやすい〜♪
私の今日一ワインはこのマール・ド・キザンでありました。
このマールは生産本数が年間わずか800本!
2008年の洞爺湖サミットの食事会において食後酒として採用されたんだとか。
インドから日本まで、世界のワインと一緒にいただいたお料理は、身近な食材を使った夏らしいお料理ばかり。プロヴァンスを意識したテーブルコーディネイトも涼しげでした。
●アミューズ3種
「スイカジュース」「マグロのミニタルタル」「パテドカンパーニュのミニカナッペ」
●簡単ニース風サラダ
●エビとネギのカレーマスタードクリームパスタ
●鶏のジンジャーロースト ラタトゥイユ添え
●チーズプレート(ミモレット、コンテ、ロックフォール)
●2色の「なつ」ゼリー
タルタルには柚子こしょうを使っていたり、スイカジュースにはクミンパウダーでアクセントをつけていたりと、毎度のことながらミホさんのアイデアには脱帽ものでした。
さっすが、私のお師匠さま!
今回も楽しいお教室をありがとうございました♪♪