高輪にある「三友居」へランチで伺ってきました♪
こちら、京都にある茶懐石の出張料理と本格京仕出しのお店です。
趣のある店構えとは裏腹に、店内はシンプルで落ち着いた雰囲気。
当日は雨でとっても寒い日だった為か、お客さんは私達だけでとっても静か。
まずは温かいお茶を出してくださいましたが、喉が渇いていたので早速グラスの泡をお願いすることに♪
お昼のお食事は¥4500のコースのみ。
いただいたお料理は「弥生」という言葉通り、筍やはまぐり、鯛に桜と春を感じる食材を使ったお料理ばかりでした。
前菜は「ウニと甘海老の三宝柑」に始まり、
上品なおダシの美味さが身体に染み渡る「鮑と青さの吸い物」、
信じられないくらい細切りにされた山芋と一緒にいただく「小鯛の造り」
京都の伝統野菜である「聖護院大根と豚の角煮」は、トロトロの角煮の旨さが染みこんだ大根がとても美味しくて・・・白いご飯と一緒にいただきたい!
小菜で登場したのは、桜の葉でサンドされ、まるで桜餅のような仕上がりの「鯛と桜の寿司」と優しいお味のあんがかかった「筍ひろうす」。
そして、お腹の中から幸せ〜となった「蛤雑炊」に、最後はフルーツとお薄で終了です。
いただいたお料理は、どれも京料理らしく素材を活かした上品で優しい味わいですが、
ダシの旨みがしっかりと効いていて、一口毎に「はぁ〜〜美味しい♪幸せ〜♪♪」
と思わず口に出してしまいました。
中でも、私の今日一料理だったのは「筍ひろうす」!
通常は豆腐を使って造るひろうすですが、こちらのは豆腐は使わず筍のみで作られていて、筍の風味が凝縮されていました。
はんなり京都弁の女将さんの説明によると
茶懐石に出席されるご年配の方達から、固いものが食べれなくなったけれど美味しい筍は食べたい、
というリクエストから考案された、本店でも人気のお品なのだそう。
おっしゃる通り、口に含んだ途端にフワーと崩れるほど優しい食感に感動です!
やっぱり、こういうほっこり味の和食は落ち着くから良いですねぇ。
6月から秋にかけては鱧づくしのお料理になるのだそう。
東京で美味しい鱧料理に出会えていないので、次回の訪問が楽しみ♪
女将さんのはんなり京都弁に落ち着いた雰囲気の店内と上品で優しい味わいのお料理の数々。
ちょっとプチ京都気分を味わえた、そんな幸せランチタイムなのでありました♪
K子おねーたま、ありがとー♪♪
『三友居』
住所: 東京都港区高輪1-27-19
電話:03-5449-7155
営業時間: 昼/11:30〜14:00
夜/17:30〜20:00
(月曜日休)