料理研究家主催の少人数制料理教室。レシピ開発、フードコーディネート、テーブルコーディネートも承ります。

「リエット・ド・ポール　豚肉のリエット」

材料： 豚もも肉　500g 豚の背あぶら　300g 玉ねぎ（スライス）　1/2個 タイム（ドライ）　小さじ1 ローズマリー（ドライ）　大さじ2 ローリエ（ドライ）　1枚 塩　小さじ2 コンソメの素（顆粒）　小さじ1 黒こしょう　適量 水　200cc 白ワイン（辛口）　50cc

1. 豚もも肉は一口大の大きさに、背脂はざく切りにする。
2. 煮込み用鍋に1の背脂を一切れ入れて火にかけ、玉ねぎを炒めて色が少しついたら豚肉と残りの背脂、塩を加えて強火で炒める。ハーブ類とコンソメの素、黒こしょう、水、白ワインを注ぐ。
3. ふたをして弱火で3時間ほど、ときどきかき木ベラなどで混ぜながら豚肉が柔らかくほぐれるようになるまで煮込む。
4. 豚肉を冷まし、フォークの背で押しつぶしながら細かく潰す。背脂も大きな塊で残っていたら同様に細かく潰す。
5. 容器に移して冷蔵庫でしっかりと冷やし固める。

リエットを初めて食べたのはフランス人の家で開かれたホームパーティーの時。見るからに脂っぽそうなコンビーフみたいだったのでちょっとためらっていたのですが、すすめられるまま一口食べてみると美味しいー！ラードのくどさはなく、ほどよい塩味と口溶けの良いラードがワインにピッタリで、これだけで充分という感じでした。こんな美味しいものがあったとは！と、それからはスーパーでリエットをみつけては常備していましたっけ。冷蔵庫で2〜3週間ほど保存が出来るので常備しておけば急な来客時にも慌てないですみますよね。 食べ方としてはカリッと焼いたバゲット（もちろん焼かなくても）やクラコットに塗って食べます。コルニション（酢漬けの小さいきゅうり）があれば口直しになって最高です♪ハーブ類は全て揃わなくてもあるものだけで作って大丈夫。ラードが溶けると美味しくないので、必ず冷蔵庫で冷やしてくださいね。これからの時期、冷やしたロゼワインや白ワインと一緒にお楽しみください♪