りんごのお酒「シードル」と生クリームで煮込むノルマンディ地方の家庭料理です。酪農が盛んな地方なので乳製品が特産物のため、バターや生クリームをたっぷり使ったお料理が多いのですが、もう一つ忘れてならない特産物が今回使った「シードル」と「カルヴァドス」。「カルヴァドス」はシードルから作る蒸留酒で、一般的に食後酒としていただくのですが、現地の人たちは食事の間にもクイクイ飲むんだとか。土壌の関係でワインの生産が出来ないため、りんごを使ったお酒が有名なんですね。シードルと生クリームだけだと甘酸っぱいので、ケッパーと粒マスタードの酸味で甘さを抑えてみました。シードルがなければ白ワイン(辛口)で代用しても可。りんごのバターソテーを添えたり、風味付けにカルヴァドスを加えてみるのもイイですね。ソースが最高に美味しいので、バターライスにたっぷりからめてボナペティ!
↑ ノルマンディはそば粉のクレープ「ガレット」や「カマンベールチーズ」で有名ですよね。