料理研究家主催の少人数制料理教室。レシピ開発、フードコーディネート、テーブルコーディネートも承ります。

「エビとあさりのパスタ　白ワイン仕立て」

材料：2人分 パスタ（1.7mm）　160〜200g あさり　300g エビ（ブラックタイガーなど）　6尾 ベーコン　30g グリーンアスパラガス　5本 プチトマト　6個 にんにく（みじん切り）　1片 タカのつめ　1〜2本 白ワイン　200cc オリーブオイル　大さじ3 昆布茶　小さじ1/2〜1 黒こしょう　少々 パスタの茹で汁　50cc

1. 鍋にたっぷりの湯を沸かして一握りの塩を入れる。煮立ったらパスタをねじって鍋に入れ、パッケージのボイルタイムより1分短く茹でる。
2. あさりは砂抜きをし、こすり洗いして殻の表面のぬめりを取る。エビは尾を残して殻を剥き、背ワタを取って薄い塩水で洗いぬめりを取る。ベーコンは5mm幅の細切りにする。
3. グリーンアスパラガスは根元を切り落として斜め3〜4等分に、プチトマトは水洗いしてヘタを取り、半割りにする。
4. フライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切り、種を取り出したタカのつめを入れて火にかけ弱火で香りが立つまで炒める。
5. ベーコンを加えて中火で炒め、ベーコンの香りと脂が出てきたら1のあさりとエビを入れて炒める。
6. エビの色が変わったら、グリーンアスパラガスとプチトマトを入れて炒め、パスタの茹で汁と白ワインを加えてフタをし、強火であさりの口が開くまで蒸し煮する。
7. あさりの口が開いたら味を見て昆布茶を加え整える。あさりによって塩気の出方が違うので、加える量は好みで調整する。
8. 1の茹でたパスタを7のフライパンに加え、弱火で手早く絡める。
9. 皿に盛り、仕上げに黒こしょうをかける

エビやアサリ、野菜、ベーコンの旨みが白ワインに溶け出していて、とっても美味しいソースになっていますが、何といっても、このパスタの味の決め手は昆布茶。これでビックリするくらい旨みがUPするんです。アサリによって塩気の出方が違うので、加える量はその都度加減してくださいね。アサリの砂だし方法ですが、バットなどにアサリを入れ、なめると塩辛い程度の塩水を「ひたひた」に注ぎます（アサリが完全に塩水でかぶってしまわないように）そして、静かな状態で半日から1晩置いて砂をはかせます。新聞紙などを上からかぶせると、はいた水分で周りが汚れませんよ。砂出しした後は貝同士をこすり合わせて（こすり洗い）洗い、貝殻についた砂やぬめりを洗い落しましょう。アサリやはまぐりは塩水、しじみは真水で。 ↑ いつもケンカをしているヤサグレノラ吉。「見せもんじゃねー！」という感じで見上げてます。コッワ〜イッ！ パスタは必ずタイマーを使って、きちんと時間を計って茹でるようにします。たっぷりのお湯にエッ？と驚くくらいの塩（湯に対して1％）を入れ、今回のように茹で上がったパスタとソースをフライパンで仕上げる時は、表示時間より1分短めに茹で上げます。フライパンの中でパスタに火を通し、丁度イイ感じのアルデンテに仕上げてくださいね。