このお料理で使っている豆鼓は、大豆を発酵させたもので味噌納豆の一種。日本の浜納豆や京都の大徳寺納豆(ネバネバ糸を引かない塩納豆/寺納豆)とよく似ていて、塩気の強い味噌風味の調味料です。赤味噌のような香ばしい香りが独特のコクと風味をプラスしてくれます。中華料理には欠かせない調味料の一つです。 同じく、よく中華料理で使われる五香粉は 「 ウーシャンフェン」と言われる中華のミックススパイス。五香(ウーシャン)とは数種の意味で、主に八角やシナモンなど5種類のスパイスを混ぜてあります。肉や魚の臭み消しや風味付けに、また塩と混ぜ合わせて揚げ物などに添えたりされますが、少しの量で効果があるので使う量には注意してください。 今回は鶏ささみを使いましたが、鶏胸肉や豚肉を細く切って作っても美味しく、また、小松菜やほうれん草などの葉野菜を加えても◎ 白いご飯との相性がバッチリなのはもちろんの事ですが、中華麺にかけたり、酒蒸しにした酒やタラにかけると、ボリュームのあるご馳走風なお魚料理になりますよ。
↑ 「マミー、ノアッチ来ない?」噛まれるので逃げるピギー姉さま