牛ヒレ肉を使ったステーキの「トルネードステーキ」は、竜巻のトルネードから「渦巻きステーキ」とも言われていますが、フランスでは「背を向ける」という意味の「トゥルヌドステーキ」と呼ばれています。(肉の部位のカットが数多いフランスでは、ヒレ肉の先の細い部分をトゥルヌド(tournedos)と呼びます) なぜに「背を向ける」なんていう名前がついたのかという由来は、ヒレ肉は柔らかいだけで味がないので好まれず「そっぽを向かれていた」からだとか、美食家としても有名だった音楽家のロッシーニ説やレ・アールの市場説とか、いろいろあり過ぎてどれが正確なのか良く分からない・・・。 背を向けるなんて変ちくりんなネーミングのお料理ではありますが、見栄えも豪華なので、おもてなしやご馳走メニューにはもってこいなのです。(ちなみに、フォアグラと黒トリュフを乗せたのが「トゥルヌド・ロッシーニ」です) 牛ヒレ肉でも良いですが、サーロインステーキ(脂身は取り除いて)や牛の切り落とし肉でも勿論OK。 今回のブルーチーズソースはパスタやチキンソテーなど、他のお料理にもアレンジ可能ですので、是非お試しくださいね♪
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