料理研究家主催の少人数制料理教室。レシピ開発、フードコーディネート、テーブルコーディネートも承ります。

おいしい一皿Recipe

「南仏タルトサレ」

材料:4人分
  • パイシート(市販品) 2枚(200g)
  • ズッキーニ 1/2本
  • マッシュルーム(大) 2個
  • パプリカ(黄) 1/4個
  • ドライトマト 15g
  • オリーブ(種無し黒・緑) 各4粒
  • ツナ缶 1缶(80g)
  • オリーブオイル 大さじ2
  • アンチョビペースト 小さじ1
  • 粉チーズ 大さじ2
  • グリュイエールチーズ(おろす) 60g
  • エルヴ・ド・プロヴァンス 少々
  • 黒こしょう 少々




南仏タルトサレ
  1. パイシートは一回り大きくなるように麺棒で延ばし、生地の表面全体にフォークで刺して穴をあける(ピケする)。ドライトマトは湯につけて戻し、オリーブオイルとアンチョビペーストは合わせておく。
  2. 天板にクッキングシートを敷いて1のパイ生地を置き、上からクッキングシートを被せて1cmほど縁を残すように重石を乗せる。200℃のオーブンで15分焼き、重石を外して再び200℃のオーブンで5分焼く。真ん中部分が膨らんでいるので、ヘラなどで押さえてペタンコにし、パイケースのようにしておく。
  3. ズッキーニは1mm幅の薄い輪切り、マッシュルームも薄切り、パプリカとドライトマトは細切りにする。オリーブは輪切りにする。
  4. 2のパイケースの中に粉チーズをふり、ズッキーニとマッシュルームを交互に並べて置く。パプリカとドライトマト、オリーブを散らし、油を切ったツナを所々に置く。
  5. 1のアンチョビオイルを全体に回しかけ、グリュイエールチーズを乗せる。エルヴ・ド・プロバンスと黒こしょうを全体にふり、190℃のオーブンで20分ほど焼く。

ケークサレと共に話題のタルトサレとは「塩味のタルト」という意味。(ちなみに甘いタルトはタルトスクレといいます)
ワインのお供にはピ〜ッタリなお惣菜タルトです。
お惣菜タルトの定番であるキッシュもこのタルトサレの仲間で、卵液のアパレイユと具にベーコンを使った物がキッシュと呼ばれます。

今回の「南仏タルトサレ」はアパレイユが無く、焼き型も不要。 市販のパイシートに具材とチーズを乗せて焼くだけのお手軽さです。
南仏をイメージして、ツナやアンチョビ、ズッキーニ、パプリカ、ドライトマト、そしてミックスハーブのエルヴ・ド・プロヴァンスという組み合わせにしていますが、具材は何だってOK!
ハムやソーセージ、ベーコン、ゆで卵やなどなど、ピザ感覚でお好みの物を組み合わせてみてください。ただし、ブロッコリーやカリフラワー、じゃがいもなどの野菜類は下茹でかソテーなど火を通してからトッピングしましょう。
一度、パイ生地だけを空焼きしてから焼くとサクサクの仕上がりになりますので、いきなりパイ生地に具材を乗せて焼かないようにしてくださいね。

 

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夕方になると窓辺に座り、カラスやスズメにむかって
「キャキャキャキャッ」
と鳴いてるノアッチ姫。
どうやら、興奮しているそうです。

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